コタローのお気に入りの歌一覧
千映
団地内くぼみに張った薄氷見えない乙女のこころのバリア
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千映
ノムさんは「マー君神の子不思議な子」といいサッチーに甘える子になる
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千映
世の中になければ工夫する人の手作りマスクの動画が増える
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千映
あの人もあの人ももう来ないのか寂しいうたのわ寒さのせいか
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名鈴
双子の縁 楫緒程にも 太からむ 荒き重波 共に濡れ堪ふ
12
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名鈴
王の血の 筋ぞ守ると 偏執す 誰そ教え為せ 滅び必定と
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名鈴
庭の仕掛け 身に染み解かば 其処其処に 石が誘ひて 木が笑み栄ゆ
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滝川昌之
ならではの別れと出会いが待つ春はいくつになっても蒼い春です
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恣翁
逢ふことを拒まむずがに隙間なく 天地を 雨は閉じ込めつらむ
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恣翁
縮緬の 冷たく重き感触の 膚にしっとり纏はりにけり
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恣翁
店先のぐじの上にし 降り積める 氷雨混じりの 春の雪かな
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恣翁
童らの雪釣る空は 一面に 凍りし雲の灰を流せり
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KEN
月滲む 粉雪の夜に 拾ひ歌 夢へいざなふ 風ひとつ吹く
12
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KEN
メドゥーサの 蛇の如 さくらの枝 春のとなりの つくよみ冴えて
6
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KEN
釣り銭の 十円玉が 語りけり 生まれは昭和四十六年 疲れたと
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KEN
夜光蟲 午前五時には 夢と消ゆ 川の中洲に むくろ殘して
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横井 信
北風にざわめく葦の水際に耳をすませば鳥のさえずり
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横井 信
街中に不意に響いた踏み切りに足踏みしてる春の足音
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横井 信
如月のひかりほどけて春を待つ枯野を駆ける風のつぶやき
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横井 信
あこがれの街の空へと消えてゆく飛行機雲の余韻を見てる
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