本能寺のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
携帯が弁当よりもデカいころ 持っていたよと 威張るおじさん
17
もっと見る
月虹
唇を与え賜うて一瞬は永遠となるメリークリスマス
27
もっと見る
西村 由佳里
クリスマスケーキを二人で食べきって明日も明日もとねだるイブの夜
4
もっと見る
只野ハル
もったいないみっともないがせめぎ合い宙ぶらりんの傷んだ古着
17
もっと見る
美津村
木の札を叩き合せて鯛を競る混るハコフグ蹴飛ばしながら
4
もっと見る
灰色猫
良き歌が なかなか浮かばぬ そんな日は 聞き手に回り 拍手を送ろう
33
もっと見る
灰色猫
幸せの小さなかけら集めては日々を生き抜く糧にしていく
15
もっと見る
秋日好
だからこそひとは探すの何かしら時を忘れる夢中になるもの
11
もっと見る
秋日好
柔らかく年の瀬迎える庭先に先のほんのり色づく椿
10
もっと見る
只野ハル
睡眠を破る引き戸の音高く父がトイレにまた行くを知る
18
もっと見る
あふひ*・○・*
山裾に消え入りそうな虹捕らえ確かに在りと見比べてみる
12
もっと見る
桐生賄
何処行くか 赤いバイクに赤メット サンタの衣装のライダー走る
15
もっと見る
へし切
わかれ路の渕瀬に立てば哀しけれなごり恋しき君が面影
21
もっと見る
みやこうまし
類は類 人を呼ぶなり 孤独とう 厄介なもの 歌友が救う
17
もっと見る
夢士
くっきりと夕焼けに浮かぶ富士の山利根を渡りて闇に溶けゆく
16
もっと見る
詠み人知らず
病院の待合室にある悲喜の 「悲」だけ吸い取る 装置が欲しい
20
もっと見る
野々花
電飾に疲れた木々の梢にも生き行くための花芽が光る
22
もっと見る
舞
味噌汁の椀を手に取り染み渡る温もり美味く冬は来にけり
23
もっと見る
恣翁
シンシンと鳴る鉄瓶ゆ 魚のごと無表情に 白湯 湯飲みに注げり
23
もっと見る
詠み人知らず
この国のお受験だけの分岐点 増え続けるは 負け組の群れ
14
もっと見る
[1]
<<
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
|
44
|
45
>>
[119]