日向猫のお気に入りの歌一覧
inosann
危険という代価はらった便利さと思いつ走らす営業の車
8
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もなca
仄白いさくらの闇にさそわれてこのままきっと戻れぬふたり
23
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紫草
何も塗らぬほどよい丸みのわが爪の桃色きれいしずかにきれい
29
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みなま
気概満ち声はり読める宣誓を持つ手のはつかに震えるを知る
10
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桜園
降りしきる桜吹雪のその中に散りゆく桜の孤独をみし
19
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へし切
花のあと春の愁へにつつまるるこころの空に風が吹きゆく
43
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詠み人知らず
コンブレーどちらに行こう置き去りの過去につながるさんざしの道
12
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みやこうまし
咲き切りて桜は散れりあっけなく かくてありたし我が終焉も
21
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みやこうまし
しなやかで優しく咲きし春の花 無常に習い無残に散れり
12
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ほの香
麗らかな春の日差しの花道に錦織り初む子ら輝いて
14
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詠み人知らず
爽やかな「おはよう」の声すれ違い 通学路にも地区の色あり
26
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紫苑
魑魅魍魎めきたるボッシュの群衆のいづれかひとり我にやあらむ
3
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もなca
やわらかな心を育てているのだろう いつも名を呼ぶやさしい声は
22
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朝がお
大地踏む小さき指先何を見る鯤となりて翔べよ明日へ
10
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inosann
目先しか見えない世界をおおうごと張り巡らせらされし見えないネット
23
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詠み人知らず
引っ越した子の置き居たる春コート 貰っておこう逆お下がりで
15
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詠み人知らず
唐突にハート破りの矢が刺さり 夢が胸からしたたり落ちる
12
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ふきのとう
春の日に産声あげし四歳は桜花舞うなかスキップをする
11
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みやこうまし
桃の花兵士のごとく紅白の軍服装い砲筒捧ぐ
7
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恣翁
ざわめける木々の梢の その先に揺れて 木の芽の銀に光れり
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