まぽりんのお気に入りの歌一覧
横井 信
駅前にひとつふたつと傘ひらく濡れているのは君とアサガオ
9
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うすべに
思い出は白い雲立つ夏休み 祖母が鳴らしたほおずきの音
7
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青き銀椀
ピアノ曲四季を通して聴くものは時ゆるめたくアンダンテなり
10
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滝川昌之
鑑賞会 灯って魅せる蛍火はちまたに流行る闇の営業
15
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灰色猫
ぽつぽつと降る雨音に織姫の恋を占う水無月の夜
22
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大上
年の瀬よ澄み空吟う凹凸の仰ぐ雲さへ斑目の蒼
6
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大上
冬を超え芽吹く間に間に雷鳥の刻む雲路を渡る殘雪
8
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大上
蛙音よ擦る葉音に濕る空梅雨の夜風は土へ吹き抜く
5
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千葉 甫
角曲がる私の前を飛び立った鴉の低く去る音も無く
8
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つゆふみ
隕石も滅ぼせなかった鳥たちよ教えて この子の生き残り方
6
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つゆふみ
今朝もまたスーツの渦に飲まれれば忘れる 世界が終わったことも
3
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KEN
のふがきを たらたら流す 歌を觀る 雨垂れ踊る ひとよのひとよ
8
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彼岸花
からころと 妹が履きたる 下駄の音 その軽やかさ 心躍らん
5
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横井 信
降り出した雨をやさしく受け止めて静かに街は動きはじめる
11
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うすべに
訪ねゆく心もよそにささゆりの 杉の木陰にゆれるうすべに
13
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可不可
梅雨らしい予報と共に紫陽花の蔭に再び会える嬉しさ
10
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滝川昌之
一善がうまく伝わり会釈などひとつ受ければそれで好日
23
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青き銀椀
ゆふぐれの暗くなりゆく烈しさにますます降れる梅雨の雨ぞな
7
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天鳥
すれ違い会えぬ日々に祈り捧ぐ紫陽花の色変わらないでと
7
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寝惚亭奥地新吾
「ごめんなさい」言いたき人の数多いて愚言悔ゆれど時は戻らず
6
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