秋日好のお気に入りの歌一覧
へし切
ふるさとと平仮名で書く懐かしさ 帰っておいでと呼ぶ声がする
14
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ななかまど
窓染める樹々の緑の濃くなりて八十八夜の別れ霜かな
14
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ななかまど
気がつけば桜散る散る夕まぐれ寂しい春よわたしの四月
16
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ななかまど
水面吹く風おさまりし夕まぐれつましき人らの営みありき
15
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ななかまど
忘れずにはるばる飛んで来てわれの頭上めぐるはあいさつなりや
17
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横井 信
小雨降る春の休みに絶え間なく流れる川を横切るツバメ
12
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横井 信
里山の五月の空の鯉のぼり夏待つ風にふわりと泳ぐ
14
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横井 信
若草ににわか雨降る庭を見て本を読みつつうつらと眠る
14
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美生子
盲目の父の手の指あたたかく並んで歩く葉桜の道
17
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継海
満開の桜を愛でに来た筈が何故か眩しい春の青空
11
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継海
アイリスの花開きたる音聞きて戸惑いがちに舞い戻る風
6
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継海
続柄に書かれた君の文字を読む頑な心ほぐれゆく午後
5
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継海
老木が新品種なり報受けた里山俄にスマホ集める
5
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滝川昌之
「寝て過ごす」口を揃えて連休の予定答える新入社員
18
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舞
子ら伸びてしだれ桜を掴まんとそうはさせじと優し風ふく
11
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恣翁
しゃがみ込み 草の香に春嗅ぎ取りて 悦に入りにし少年時代
12
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恣翁
生温き磯の春風 眠たげに 店の暖簾をふわと煽れり
11
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舞
花咲けど 見せたきひとは すでになく あと幾度かと 語る日懐かし
11
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滝川昌之
海出され飯に味噌汁パスタにと神出鬼没 貝党(怪盗)あさり
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へし切
すずらんによく似た花が咲いている白い花だよいつもの小径
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