千鴇のお気に入りの歌一覧
トーヤ
「さようなら」追い風に乗る自転車で二月の終わり告げて行くんだ
10
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Coo
風の外何にも見えない眩しさに天が示すは白き矢印
4
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さとうはな
ひとときの逢瀬に罪を重ねては銀に燃え果つ暁の花
8
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山科嶺子
さよならを言える資格はありますかわたし一人の思い出ですか
62
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詠み人知らず
木蓮の花の香りに誘われてそぞろに歩く宵の夕闇
10
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さとうはな
青玻璃の水面に浮かぶ花びらを掬えばこいの心地こそすれ
8
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詠み人知らず
春風に空のゆくへをたづねても戻らぬものの名のみささやく
54
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詠み人知らず
春の日のあはれを知るや涙さへかがやきそへて花と咲かせる
5
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トーヤ
いつもとは反対側に座ってるあなたがみてる景色を探す
16
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たんぽぽすずめ。
表面を撫でてるだけじゃ深海で眠る切符を貰え無はしない
10
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たんぽぽすずめ。
失恋を入れたシャボンを割る風が息の乱れた僕に優しい
19
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たんぽぽすずめ。
天気図の暖が日本に散り桜マークへ変わる頃が好きです
12
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たんぽぽすずめ。
流れ去る染料みたくなにもかも記憶を溶いて海で眠ろう
11
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在原紀之
どれ程の確率ですかこの出逢い奇跡以外の何物ですか
8
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たんぽぽすずめ。
気が沈み丘へ登れば二分咲きの桜愛しき日だまりの中
11
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さとうはな
恋文で飛行機を折り、飛ばす窓 泣きそうだけど 恋では、ないんだ
18
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浅草大将
そらの海かすみの浪につきの舟誰か今宵のかつら楫とる
17
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たんぽぽすずめ。
水を切る石の波紋を好きな娘と繋ぐ真珠にしてた夕暮れ
9
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横雲
枝搖れて驚く春の垂り雪枝越しに見る雲の長閑けし
7
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詠み人知らず
松影に泉の音は絶え果ててただ風渡る静の虚空
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