ななかまどのお気に入りの歌一覧
舞
恋初めて死し少年の残滓のみ老いては巡る季節を悼みて
7
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なりあきら
音もなく 雲なき空を 飛んでゆく 朝の港に 海鳥がゆく
5
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虹岡思惟造
無縁墓地落葉焚きする白烟諸行無常と空に消えゆく
3
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秋日好
雪軋む茶色い朽葉顔もたげはらりと落ちた黄色一枚
7
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へし切
落ち葉して ふふみあり待つ櫻木の 春まだ遠き冬の落日
11
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蔓葵
よもすがらあらしの窓をうつ声におき吹く風を思ひこそやれ
10
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まつばらりょう
何度目か知らない母の誕生日 「ありがとう」と何を贈ろうか
6
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あゆか
神さまに背負ってもらい休憩しまた明日から歩いていこう
7
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詠み人知らず
見晴るかす天満の宮の社より冬陽湛へて海ゆ白銀
8
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うすべに
吐く息に朝焼けかすむ枝の霜 冬の青空刺すのは木の芽
7
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虹岡思惟造
ピザ屆くドアを開けるとサンタさん「メリークリスマス!」ちよつと吃驚
3
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横井 信
欠けてゆく下弦の月に年の瀬のそっと近づく声が聞こえる
12
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茂作
落ちもせず山茶花の花色褪せて 見るや我が身に年の瀬の風
12
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舞
流れゆく日々の生活その隙間時には偲ぶあなたとの恋
7
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なりあきら
小雨降る 冷たい朝の 川に浮く 落ち葉一枚 あわれに想う
4
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恣翁
文机に 肩を縮めて茫然と 時雨を聞ける長き冬の夜
14
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きくゑ
カステラの底のザラメをかみしめてカーテン越しの曇天にらむ
8
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へし切
明けぬ夜も止まぬ時雨もなき世かな こころの空も何時かは晴るる
9
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滝川昌之
君らだけ冬陽浴びてもはね返す銀杏の並木と敷く落ち葉たち
12
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うすべに
かたむいた陽ざしうららか 遠い目で落ち葉にうもれたベンチのふたり
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