詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
へし切
風交じり雨降る中はすべもなく傘も飾りに濡れ鼠かな
21
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KEN
雨の音腦裡にまとはり濕る夜は太宰の文字を肴に醉ひしれ
9
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横井 信
汗を拭き川を眺めて立ち止まる僕をかすめる風の優しさ
10
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ななかまど
六月の雨は一途に堰を越え雲の色して森の静まる
12
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詠み人知らず
これでまぁ黄泉びと知らずの仲間入り ちょっとは増しに詠めるかもなぁ
11
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詠み人知らず
還らざる刻を刻むかアンダンテ 君よピアノですこぉしスローに
10
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KEN
落ち延びる潮路の先の色程に桔梗寂しく葵燈すかな
12
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つちだゆういち
言われしは和歌の出来栄えそれよりも猫の一言可愛く愉快
10
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詠み人知らず
花びらの白く重なるその中に包まれ柔く雨だれを聴く
13
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柏木 月
東大寺大仏殿の前に立ち母の写真に語りかけたり
11
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北窓
優しいと思つたことの無い祖母に優しくないとなじられて雨
15
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詠み人知らず
繕いし己が心の寂しさに 心閉ざせし梅雨寒の朝
7
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可不可
研ぎ澄ます身は薙刀か横笛か 時の架け橋むかしを今に
6
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秋日好
大輪の薔薇から落ちる花びらは芝生に浮かぶ小舟数千
19
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つちだゆういち
不貞故破局の後に残りしは恨み辛みと妬みに嫉み
7
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秋日好
七十五枚の白紙に殴り書き消え去る前にパソ転記中
13
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詠み人知らず
友転勤二人夜駆けでお引越し 鰻重松だよまぁ安いもの
10
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秋日好
イギリスの国民食のヨークシャー・プディング失敗膨らみ足らず
9
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夢士
遠出してワイパーふるに水しぶき戻りて里の庭に水撒く
10
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へし切
つれづれと降りくらしては鬱々とこころの空もえも晴れやらず
18
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