灰色猫のお気に入りの歌一覧
へし切
この憂き世 情けあるこそ愛でたけれ 言の葉紡ぎ繋がる嬉しび
25
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ミツ子
膿が出る 大したことはないなんて言ってたはずの傷口開き
5
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ミツ子
いつもならこんなに気落ちしないのにおかしいくらい泣きたい夜だ
6
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千映
なぜだろう風邪の回復食べ物は果物プリンアイスとケーキ
8
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村上 喬
バスタブに春の香りを漂わせせめて今宵のなぐさめとする
16
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千映
風邪ひいて寝込む数日我が家から大きな笑い声の途切れる
15
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まつり
帰らざる春を待つ花ばかり咲く温室に降る雨の静けさ
9
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木綿
さくさくと乾いた落ち葉を踏みつけてほんとの気持ちを消そうとしてる
10
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本能寺
秋の暮れ きみがとなりにいないこと 今さら気づく 広い助手席
18
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野々花
晩秋の欅並木はひとりでもカサリカサリと今日も賑やか
9
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白黎
北を指す365度の風吹かして昨日をぱつりとしたい
5
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白黎
「私以外私じゃないの」と云う理由を 知らずに聴くあなたじゃないあなた
7
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林林
秋の日の母の遺影に もう少しあなたの子供で いさせて下さい
12
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林林
履歴書を書きつつ思う わが人生 いつの日も一人ではなかったと
18
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潜鯰
手に落つは母銀杏やたらちねのかづけ物かと思ひぬるかな
6
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舞
行き過ぎるおみなの髪は紅葉に映えて艶やに香も秋の色
14
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野々花
ふんわりと枯葉色したカーディガン羽織れば冬がそこまで来てる
15
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都忘れ
異国すむ 息子のライン 開ければ空虚な心に そよ風優し
4
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詠み人知らず
ひとりきり落とす涙のさみしさと頑張り切れなかった悔しさよ
5
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夕夏
ふわふわとおさなきこころひきつれてそらわたりゆくふうせんのたび
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