KENのお気に入りの歌一覧
吉野 鮎
十年ゆき君逝き五年 平成は令和の御代に 水烟滲む
6
もっと見る
詠み人知らず
陽光のさやけし朝の麗しき新緑まばゆし夏は來にけり
9
もっと見る
詠み人知らず
背くらべ柱のきずの古りし跡 なぞる息子もすつかり親の顏
10
もっと見る
夢士
うたのわの里も若葉の風薫る久しく離れ立ち寄りて今
18
もっと見る
へし切
年ごとにわらべの数の減る国の何か祝いのうれしからまし
22
もっと見る
コタロー
五月晴遙か彼方へ續く空令和になれど變はらぬ景色
9
もっと見る
コタロー
新緑の溢れんばかりに濃き緑生き物たちは今を生きてる
7
もっと見る
コタロー
野に出ればシロツメクサが咲き亂れ四つ葉無くとも幸福貰ふ
9
もっと見る
コタロー
アメンボが水面に脚を廣げたる跳ねて進めどスーと流され
7
もっと見る
滝川昌之
「たまに来る実家はいい」と泣けるよなセリフを置いて子は帰りゆく
23
もっと見る
青き銀椀
日暮るるも休みも忘れ水路にて遊びつづける子供たちかな
13
もっと見る
秋日好
唯一つ手折るとすれば梅の花久しく薫れこの身果つまで
15
もっと見る
灰色猫
あさつゆの萌ゆる若葉のあさみどり夏の予感に匂ひ立つやな
33
もっと見る
青き銀椀
夕風に南部風鈴鳴りひびく音のひとつが身を透きとほる
19
もっと見る
滝川昌之
渋滞に寝入る家族を恨みつつ辿った家路のなんと懐かし
22
もっと見る
新座の迷い人
我が趣味を 諦め筈が 思いだし 最近見るは プロ囲碁対局
13
もっと見る
コタロー
野良猫が狹庭の塀をてくてくと何處かを目指し歩ゐてゆきぬ
8
もっと見る
コタロー
夕闇や空は蝙蝠飛び始め池に響し牛蛙の聲
8
もっと見る
コタロー
夕暮れの空の高きで雲雀鳴く姿見えねど我を威嚇す
8
もっと見る
夕夏
みさいるのふしょくしょりよりみさいるのかくじつしょりでぎわくふっしょく
4
もっと見る
[1]
<<
388
|
389
|
390
|
391
|
392
|
393
|
394
|
395
|
396
|
397
|
398
>>
[599]