灰色猫のお気に入りの歌一覧
桐生賄
豆炭のコタツは便利 雨の日は洗濯入れて 乾燥機なり
11
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雨音日和
ふと深夜1時に 焼いたクッキーの甘い匂いに包まれて眠る
4
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林林
妹に柿の剥き方伝授する少年の目の鋭く優し
18
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石澤健
車窓から流れて消える明日見据え奮い立つ今美しくあれ
9
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桐生賄
今日は塾 明日は模試で 夜も塾 頑張る息子に 美味しいご飯を
11
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桐生賄
しとしとと 雨は一日降り続き 底冷え厳し 今日は鍋なり
12
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詠み人知らず
穴のあく心に温もり欲しいなどこの頃思う冬枯れの街
20
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野々花
実石榴が裂けてケタケタ笑い出す真っ赤な嘘がこぼれるように
19
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恣翁
左腕を上げて 時計に目を遣れば 十時を少し回りたりけり
11
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野々花
冷たさを堪えきれずに泣き出した少し遅めの秋桜の花
12
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野々花
草々で結ばれし女の手紙にはどこか淋しい花の香がした
10
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香月
肌をさす冷たき風もぬくとしと君が手添えし耽る黄昏
5
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前田沙耶子
サヨウナラ 地獄でもまあいいけれどせめて個室でありますように
7
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秋日好
初冬の雨も降らない夜なのにほら田園に嵐が渦巻く
12
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秋日好
「死ぬときは波の音色を聞きながら」君が言うから僕は叶える
12
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詠み人知らず
恐ろしく忙しくてと言いながら 日がな携帯 いじっているね
10
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秋日好
「週末に半植え花壇を残せない」意地という名の職人気質
12
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秋日好
日に日にと細くなりゆく元結ひに顏を顰める霜月の朝
15
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舞
惚れるなと戒めつつも君の声揺れる髪の香堕ちるこの夜に
15
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Cてふ太夫
真夜中に突如飛び起きメモするはみそひともじの悪夢の切れ端
5
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