たけくらべのお気に入りの歌一覧
うめ
後の世は花になりたし恋をする背中を押さん花で枝葉で
7
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ゆりこ
若葉萌ゆ 散らぬ希望を芽吹かせて無限の祈り彩ってゆけ
19
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舞
独り居て寂しかるべき雪の夜に呼ぶ君の名の音は哀しく
14
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コーヤ
庭先の日向ぼっこの福寿草幸福はウチと吹く風に乗せ
18
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清泉幸春
松浜に生え出づ松を隠すなり越の海よりふぶく白雪
3
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清泉幸春
暮れ残る空の色こそ年暮れて立たなむ春の兆しなりけり
4
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中川 春
カクテルで酔った酔ったと握る手はドアノブみたい君は電流
3
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詠み人知らず
必ずや夜明けも春もやってくる 深夜の帰路の 白い息にも
23
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舞
なにかしら今日は佳きこと有りそうな枯れ桜木の蕾はじめる
16
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ゆりこ
もう二度と逢えないような涙色 空は広がる青の果てまで
18
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野々花
寒風に耐えつつ開くパンジーに目線合わせて微笑みし朝
15
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夢士
如月や下弦の月の昇り来る思ひ起こせし十七回忌
15
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ゆりこ
紅梅のふたつ魂かさなりて紅に燃ゆ如月朔日
17
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野々花
淋しさが似合う人だと噂されひとりの夜が癖になりゆく
14
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野々花
青空に置いてきぼりの淋しさがポッカリ浮かぶ白すぎる月
17
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へし切
しんしんと心に積もる淋しさも春には溶けてせせらぎの音に
26
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林林
睡蓮の静かな祈り広がりて空に花びら水辺に吐息
19
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木田春太
歪むことしか知らないその唇を噛めたらきっと裏切りの味
3
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まつり
破られるための約束 絡ませた小指を今もほどけずにいる
3
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詠み人知らず
靴下の穴から見える生活を 見てはいないね あべのみくすは
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