横井 信のお気に入りの歌一覧
とこのことのは
お日様の光を背中に溜めながらひなたを選んで自転車をこぐ
13
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ななかまど
丹頂のいる単線の無人駅エスエルの音湿原に消ゆ
19
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恣翁
早春の和らかな風 ささなみを 温む水面に畳みけるかも
21
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KEN
春まけて 耳そばだてぬ 歯軋りに 田面焼く人の 秘めたる修羅の
11
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へし切
迷い猫 何処へ行くのか足跡を 辿れば君の新たなアイコン
15
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トウジさん
末枯れし庭にも春の訪れむ黄蝶みつける笹刈りの奥
8
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こるちぞう
ほんわりと見しやそれともわかぬまにまぼろしとなる春の霞に
9
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舞
飛行機を折りては翔ばす囚われの身にも残さる青き空へと
8
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び わ
雛あられ祭りの前に吾が口に三色恵み味わいながら
5
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灰色猫
運営が動いてくれた感謝です一年越しに見るマイページ
12
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茂作
畑を打ち春一番を待つ人に よき種芋の知らせ屆けり
18
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卓
冬の夜 ひとりで呑むと 思い出す 親父と呑んだ 無言の酒を
7
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うすべに
花散らせまたつぎの花 永遠のまぼろし見せるいとしい季節
13
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鞘森天十里
陽だまりに鳩もたまりし新宿の人でたまるは旅人のみかは
8
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夕夏
じょせいへのていちんぎんがだんせいのていちんぎんかをまねいており
2
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滝川昌之
待ち人は気長に待てのお御籤のごとくに寄らぬ帰省の子など
21
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ななかまど
保存食期限過ぎればこと足ると廃棄するのも罪にあらぬか
19
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灰色猫
ひらがなをしっかり書いたはずなのにひらひら舞ってしまうのでした
9
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灰色猫
時を売る貿易商の話ではもう永遠は買われたらしい
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灰色猫
数グラム血を失った肉体の代わりに痛いと言ってやらねば
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