たけくらべのお気に入りの歌一覧
へし切
名のみにも春の陽気にさそはれて散髪すれば襟足寒し
35
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朔夜
真っ白なマスクの下にすっぴんの唇揺らすあらわな本音
4
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みどり
泡雪のように儚く舞い落ちた君の名残を今も探して
9
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本能寺
寒椿 雪の帽子をかぶっても 紅の花びら 命の吐息
19
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詠み人知らず
湖に降る月光は太古から岸に流され 波音になる
22
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びあこ
嘘泣きで見落としたもの道標。 三番星も。四番星も。
3
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リクシアナ
檜には成れぬ明日と知りたれど努力尽くせる人の翌檜
21
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リクシアナ
仏前に桜と鶯お供えし雪見障子に陽射し迎える
12
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秋日好
ゆるゆると鋏を進め剪定す枯れ紫陽花の散歩道にて
15
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野々花
無理矢理に咲かせたせいか顔色の悪さ気になる花屋の桜
13
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リクシアナ
虹の色薄日に探す冬ざれを窓に見送る街角の喫茶店
11
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舞
鬼去れと福来たれよとささやかな願いを込めて妻と豆食む
12
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ゆりこ
ひとしずく月欠けるたび疼く身を白く抱きしめ指濡らす窓
21
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葱りんと
イワシ焼く 臭いも今日は 良しとする 頭は玄関 阿吽の対で
12
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あきらC
あの火輪とりもなおさず夕焼けの暗くなりつる色彩を見ぬ
5
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夢士
東の白い三日月末の冬朝のバス停皆々マスク
13
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あふひ*・○・*
薄曇御苑の端の樹に満つる零れんばかり淡紅の梅
22
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デラモルテ
解け初めし野中に見ゆる忘れ水掬びし袖に春の香ぞする
10
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コーヤ
豆まいて邪気追い払った家の中福、福、福で満ち溢れたり
10
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朔夜
ドナドナの仔牛もかくのごときかな肩を押される通勤電車
5
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