平 美盛のお気に入りの歌一覧
紫苑
今宵しもうちなーんちゆの友と交はすメールに滲む平和の祈り
13
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リンダ
雨粒に打たれるほどに濃い色に手まりのような紫陽花の花
15
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リンダ
誰からも好かれるよりは嫌われる女でいればいつか出会える
12
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トーヤ
算数が異形のものと化していくグラフと図形いつやったっけ?
4
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井左美
苦しさも切なさ増すも君が居て只嬉しくて抱きしめる夜
3
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浅草大将
よどみなす流れもやがてすみだ川国の誇りもまた戻りなむ
14
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林ユキ
かすかなる夏の光は夕暮れのつりがね草にかくれて消えた
10
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庭鳥
全開の窓の向こうで虫の声途切れず歌う月淡い夜
11
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浅草大将
全開の窓の向かふに行かさじと猫とたたかふあつき夏の夜
14
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聴雨
全開の窓の向こうの暗闇に蛍のあかりほどの望みが
10
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龍翔
こっそりとあなたのめがねかけてみる。あなたとおなじせかいみたくて。
12
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浅草大将
今宵吹く風のしめりにひとときの冷たさありて雨の先触れ
17
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聴雨
訥々と初見の楽譜弾くごとくまた落ち初むる雨音しづか
22
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三沢左右
響きあい世をば織りなすふた声の 数寄の歌声 伊達の歌声
16
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芳立
あしたにはあかき顔ありゆふべには骨とぞならぬ暮るるおろかさ
12
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虹雲
七色の水を含みて地に浮かぶ小さき星々紫陽花夢幻
6
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リンダ
恋心消えた二人の会話には棘ある言葉わざと使われ
10
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リンダ
愛情が憎しみの川越えられず嵐を連れて雨を浴びせる
6
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浅草大将
菅の根のなが田の畔にはるの日をまだしらゆきの底の谷垣
16
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光源氏
走井の水を知らずば逢坂の夕闇せまる關は越せまじ
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