まるたまるのお気に入りの歌一覧
浅草大将
幾夜かもただまつこりに溺れつつ涙ながしてありなれの河
10
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芳立
ひさかたの天より落つるさみだれのひとつぶ打ちつ音のひとつを
13
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御崎 耕
初めての街、ひと、言葉、あぁ誰も僕を知らない自由から、いま
25
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falcon
被爆せし老婆の言葉わすれたる罪ぞ悲しき夏の巡れば
11
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紫苑
もの思ふ胸のしこりを掬ひけり泰山木はほの白き掌で
14
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詩月恵
マッコリの川をあなたと泳いだね異国の夜に溺れるふたり
8
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ケンイチ
円き日に花はうつくし歌の川 女ごころは分からぬけれど
11
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ほたる
ため息をつけば幸せ逃げるって?そんな溜息ためてどうする
13
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浅草大将
夏はまだ終らじ枇杷の一もとに実の熟れそめてなほ尻青き
9
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ぐるぐるフルール
外灯の光を浴びて薔薇たちは夜の姿を暴かれ匂う
9
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ほたる
あの人のはっきりしない本心をとろとろ舐めれば朧月かな
11
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ケンイチ
ゆるり沖へひとつのいのち放たれて漂う水面陽の高きかな
10
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半格斎
朽ちてなお岸邊に泊まる木舟にもあおめる柳の風わたるなり
16
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芳立
やみふせるひと夜ふた夜は明けぬれどまだ晴れやらぬ梅雨のなかぞら
7
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芳立
世に生ける意味を十字で答へよと非実在より質す歌姫
5
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おだ
USB機器のしがらみせんなくて立って茹でようスパゲッティを
1
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浅草大将
見えぬ目にも光ひとすぢぬばたまの黒田寛一死を謳歌せよ
7
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さる
両眼にレザー治療をうけましたもっと多くの本読むために
6
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半格斎
目もあやな活けし花冠や芍藥の噐まづしき窓邊なるなり
6
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横雲
早百合花ゆりも逢はむと誓ひてし花笑むほどの影を慕ひつ
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