螢子のお気に入りの歌一覧
まるたまる
一切の箍を外してみせようか狂った女と君が思うまで
16
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きりあ
横道にそれて失くした物ばかり綺麗に見える黄昏が有り
19
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恣翁
床出づる 女引き留めて また肉を 貪り合へり 道ならぬ身は
31
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水島寒月
凍てつける真黒きそらにオリオンを見上げて我れは少年となる
4
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沙羅
あまつぶのまろびて流るそのさきにただあり続くいのちの息吹き
10
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白亜
気まぐれに覘く世界の歌たちは いまを伝える あなたの粒子
14
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白亜
たたたたん。刻むリズムのもっと先で 君に会えると信じて起きる
12
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沙羅
ひだまりに抱きしめられる昼下がり春をうたいしアルストロメリア
11
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たえなかすず
お互いの今日を知らずに生きていく きれいに磨いて捨てたそのあと
38
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栞
氷上の妖精は舞う軽やかに自ら背負った羽を開いて
9
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さる
わが庭の古き櫻の枝先に小さな花のつぼみ春待つ
12
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紫苑
厨辺のましろき湯気に閉ざされて妻たる我よ盲目であれ
16
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聴雨
この空に今宵この月なかりせば君の名を呼ぶこともあらざり
10
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聴雨
うたのわを窓とし君がPCの向こふにゐると思ふしあわせ
11
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紫苑
墨染めの空の重きに身を伏する街に夜来の雨降りしぶく
13
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水葉
如何に詠む同じ事をば目にしてもこころ震わす言の葉の滝
12
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在原紀之
どれ程の確率ですかこの出逢い奇跡以外の何物ですか
8
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聴雨
春満月ひとひら浮かべほろ酔ひの君が傍らおぼろに添ひぬ
15
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田中ましろ
ストライクゾーンにズドンと直球を投げ込むような恋しかできない
5
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田中ましろ
ただいまとおかえりだけで満たされる日々にわたしはふわりと降りる
10
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