詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
和竹
柿の葉の散り積もりつつ褪せゆくも陽の照らしたもう刹那の緋色
6
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森川
東雲の ほがらに紅く 明けゆくに 伊吹の山の 雪めでたうて
8
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元親兄貴
ふと読んだ一首が我の街のよう すれ違う人 うたのわの友か
13
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inosann
底冷えに震えるからだが引き寄せるストーブの仲は縮まるばかり
18
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秋日好
座布団に腕突き胸上げくりくり目向けて姉貴を見ていた赤児
11
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志万
感動の涙ながして何事かやっと観れたよ生グソクムシ
5
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志万
手卷き時計一日一度カチカチとあなたを想ふ大切な時
6
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秋日好
ボロディンに揺さぶられてる琴線を押さえて欲しいコードになるよう
16
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和竹
泣く夜の静かに伝わる雨の音洗われてゆく隠したい気持ち
5
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詠み人知らず
ひとりより ふたりの方が寂しくて 幸せだけど失くすの怖い
14
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詠み人知らず
若々しく精悍なりし顔も 歳経るごとに趣変はりけり
10
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詠み人知らず
夢の中 鎖外した首元は 軽く涼しく酷く不安定
10
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詠み人知らず
気づきなば 背子見えずして色なくす 母の焦りぞ身に伝はりし
11
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詠み人知らず
競争に勝ちたる者が其にあらで さする者こそ勝者なりける
8
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灰色猫
果のない旅に疲れたその時はわたしのポトフ思い出してね
18
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灰色猫
晩秋の鐘が鳴りやむ帰り道ひとつの愛がこころに灯る
14
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灰色猫
雅やか紅葉を見上げ歩みゆくわたしの道はまだ燃えている
17
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灰色猫
とめどなくあふれつづける湧水の緑の如き水茎焼や
17
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灰色猫
誰ひとり抜刀できぬ大太刀をすらりと抜きたる若武者のあり
14
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石川順一
ボンゴレを豪快に食べちゃらにするそんな気概で角が生えたり
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