灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
この一生何に拠るべき目覚めれば ただ淡らかき芙蓉纏いつ
3
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喜
頂いた 数えきれない宝物 すこしはお返し届いてますか?
5
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喜
ありがとう 貴方の今日のその歌に素直に笑ひ はじまった朝
14
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西村 由佳里
今日からは冬の装いうきうきと取り出す青のダッフルコート
6
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雨音日和
いつもそう あたしの先を行く背中 ここでキリンに襲われて死ね
4
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舞
木漏れ日の揺れて朽ちゆく落ち葉らに埋まる小径の静寂の秋
17
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都忘れ
花梨の実 やっと割れると 優しい香シロップに漬け 咳する孫に
6
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ミツ子
あの嘘を信じたきみをこの日まで許せないけど愛してきたよ
5
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恣翁
気兼ねして 静かに俯く 痩せし背の 長き月日の旅思はせぬ
20
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コーヤ
美しき友禅菊が散り降りて紫輝くじゅうたん広ぐ
14
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コーヤ
小春日に香りが誘う秋の午後秋明菊が庭を明らむ
15
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林林
温もりと暫く会えぬさみしさとあなたへの愛確かに残し
16
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詠み人知らず
くもり空 肩を縮めて行く人に信じるものは何?と問いたし
5
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千映
揚げたての厚揚げほうばる三人の玉こん追加で昼食となる
9
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千映
寺の庭小振りの絵馬のつらさがる強風あたりカラカラと鳴る
9
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林林
花梨の實 銀杏に切りて十重二十重砂糖と祕密の戀をしてゐる
16
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たけくらべ
もみぢ葉の散りゆく秋を慈しみ鳥居に潮の滿つる宮島
7
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野々花
淋しさに潰されそうな夜だから部屋の灯りは消さずに眠る
14
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野々花
何時までも心に重い悔いひとつ亡母についたる初めての嘘
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ユキ
胸の奥そっとしまった恋心ばれないように鍵をかけて
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