灰色猫のお気に入りの歌一覧
柏木 月
疲れ果て睡魔と戦う帰宅中明日も仕事と憂鬱になる
3
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恣翁
軒下に垂れたる 白き暖簾より洩るる灯ぞ 糸雨照らしける
16
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河のほとり
風立てば人や知りなむ花すすき穂に出でぬべき心みだれて
14
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河のほとり
思ひ出づる昔のことは儚くて変はらぬ月の光こそ澄め
13
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河のほとり
衣手の月の光になぐさめよわが明らけきこころ宿ると
8
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詠み人知らず
花選ぶママに少女はよそ見して手を振り歌う自分の歌を
7
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芳立
春夏の色はおぼえぬ枯れすすき時ふるままに雪の花さく
9
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和草
焼け焦げた大地をしまかぜ駆け抜ける 冷たき雨の向こうの青へ
14
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詠み人知らず
「いい人」の仮面が癒着したもので 仕方ないから いい人になる
16
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ユキ
いつか見たきらきら星に問いかける僕は大人になれていますか?
8
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ながさき
受けがたき 人身を受け 逢ひがたき 仏法にさへ 既に出逢へり
17
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もり
中心は火傷しそうな熱を帯び誤魔化すように冷えた指先
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糸井 紫
店先の 少ししおれた 花を買う まるで自分を 救うかのように
9
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ながさき
人として 生まれることは 稀なこと 仏典は説く 「爪上の砂」
19
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都忘れ
炬燵出す 冬到来も あったかい布団のぬくもり われ幼子にす
3
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珠海
叫んでも手を伸ばしても届かない 好きです、どうか君に幸あれ
13
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詠み人知らず
珈琲の湯気の向こうに見る景色 甘い香りと苦い香り
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詠み人知らず
パパがいない、くゆる線香の煙にのまれて心は止まったの
6
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みやこうまし
歌詠みはみんな妄想に生きているリア充なれば歌など詠まぬ
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たけくらべ
初めての花かんざしも凛としてけふ悠然の舞妓なりせば
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