横井 信のお気に入りの歌一覧
白鷺案山子
千年前の人々も戦を嘆いた筈なのに千年後の我々は他国の戦を眺めやる
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なりあきら
朝靄に 一羽の鷺が 消えてゆく 夢の奥へと いざなうように
6
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舞
飛行機の 曳く雲の果て 手伸ばして 掴まんとした 少年の頃
12
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恣翁
最後まで 林檎の皮を 器用にし 剥きつる君の長き指はも
17
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茂作
紅白の梅に杏子の咲き交じり 春を喜ぶ人の連れだち
16
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び わ
カレンダー一枚めくり雛祭りお内裏様と姫様並び
8
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うすべに
まぼろしの少女の髪に桃の花 ぼんぼり照らす過ぎた年月
9
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滝川昌之
壇上の花瓶の桜はまだ蕾 卒業生とともに咲かんと
16
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へし切
野の原にあそぶ 園児の笑い声 大切な希望 大切な未来
15
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凌霄花
古地図もち小伝馬町から日本橋江戸の名残りのお船手番所
12
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舞
階段の前ゆく女子の生足を美しと見る弥生朔日
6
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び わ
如月を無事に通過し弥生月家族手を取り寒さに耐えて
9
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わかばみち
大嫌いの紙一重は大好きと言葉足らずで伝わったろうか
10
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夕夏
はこぶねはいのちをつなぐためのものけっしてなかでちをながすなと
2
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夕夏
ちをさけるかいしゃくはただしいのかをあらそいでちをながすことなく
2
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更紗
君といた焼けつくような日々を今 風に問うてみる 幸せですか
13
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更紗
恋人も友になるのが夫婦ならいいんじゃないの人間ならば
5
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中野洋三
透き通る夢の湖水は静まって 原初の森に風吹き渡る
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うすべに
風ぬるむ みどりかすかな野の土もまるい陽ざしにいのちの香り
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滝川昌之
音大の春窓に聴くビバルディー日増しに弦は滑らかになり
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