灰色猫のお気に入りの歌一覧
桐生賄
ヒューヒューと北風のバックミュージック くるくる回る枯葉のダンサー
9
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緑里
旅人の足音さえも刻むような白銀のなか佇むふたり
4
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詠み人知らず
こんな日は使い古しの小春日は 一人しらけて 真冬日を待つ
7
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ゆりこ
母のない子を愛せぬ父ほど哀しい物を見たことありますか
6
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ゆりこ
氷柱より冷たい靴で綱渡る道化師ふたりを月がわらふ
8
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舞
うつむいて肩に流れる黒髪へ落つひと片の雪の彩り
24
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わたこ
カルテット それぞれの星 携えて紡ぎ出すのは 祝福の音
2
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芦澤ノリコ
ピカピカと光る氷の内側で絶命している咲きかけの花
3
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あふひ*・○・*
これなあにリモコン指して尋ねたらしばし見つめて答えは「ぴぴぴ」
6
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恣翁
山際に 日暮れは 沼に礫しを投げつがに 波広げゆきけり
13
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みん
怒られたことより勝手に決めつけて批判をされたことが悲しい
7
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さゆ
生きるのに いろんなものを背負っても 重いだけだよ 身軽に歩こう
6
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洩矢転石
からっぽになっても捨てられないままのインスタントコーヒーの瓶
3
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せみど
咳の出る季節が来るとなつかしき声があふれて右肩が凝る
3
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夢士
霜月の満月空に昇り来る西へ移りて日の出を待ちぬ
8
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夢士
帰り来る君待つ時の長し夜の部屋にチクタク秒針の音
15
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夢士
孫去りて静まる室に「風呂の声」耳に大きく冷たく響く
14
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桐生賄
冷え性の娘 毎晩使ってる 湯タンポカバーは 可愛いチョッパー
8
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へし切
くれないの己が血潮に身を染めて凍てる大地に冬の薔薇燃ゆ
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桐生賄
ウサギさん、羊にクマのぬいぐるみ ベットのお伴についております
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