灰色猫のお気に入りの歌一覧
団右衛門
重ね着の 季節になっても 胸の内 凍りついてる あの夏の日が
7
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詠み人知らず
鎮座する扉の向こうキャベツ様 ぁあ半玉で 八十八円
10
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晃
やわらかな君の躰のその奥の 冷めた心に火を灯したい
15
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たけくらべ
音沙汰の無きは逹者の證しよと母氣遣はぬ云ひ譯ぽつり
5
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わたこ
ラブソング 歌えば気づく 偽りを言い聞かせてた 我の心に
5
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詠み人知らず
影として力強さに欠けるから 夜の扉が ぼやけてしまう
18
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喜
忙中の閑の一服 沁みわたり ほっと一息 今年かぞへし
7
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詠み人知らず
夕焼けの 茜の雲に君の顔 風に運ばれあだなくきえる
8
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もり
雨の日は忘れものすること多くあれこれ持ってそれは不自由
8
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林林
あのときの この傷痕の あの痛み 忘れたくあり 忘れたくなし
18
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富鴨
終電で俯いている老人の背中に明日の冷たさを見る
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たけくらべ
自らを燃してまはりをひきつける太陽のごと生きんと慾す
7
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詠み人知らず
星一つまたたきそめし宵の空 涙こぼるはいとすずろなり
11
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詠み人知らず
取り急ぎ取り散らかしていますけど お寄りください 半時ならば
12
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桐生賄
深い霧 トンネル抜けて 故郷へ 今年最後の 墓参りなり
16
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桐生賄
道中の濃い霧 一体どこへやら 故郷の空薄日が差して
10
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桐生賄
早いけど 今日のお供え クリスマス・誕生日兼ね チーズケーキで
6
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みやこうまし
ふむふむと己の短歌をくりかえし読んで酔ってる黒き水仙
17
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千映
屋根の色こげ茶をレンガ色吹き替えて可愛く見える欲目なのかも
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舞
愛しきひと慈しむ夜に漏るといき愛しき声の闇の底から
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