灰色猫のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
法要の後の食事の一室に小さな子らが よちよち走る
15
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もり
時雨にも雪にもなれず窓結露直線として垂らす哀しみ
7
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喜
初雪の白のキャンバス 晴れた朝 描いてみよう まっさらから
6
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林林
緑から濃い赤鮮やかな赤へと咲き初む椛ほのかな温み
15
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桐生賄
突然の別れ ただただ寂しくて 冬の青空 滲んで映る
14
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前田沙耶子
途中までしか弾けなくてふんじゃったねこがどうなるのかも知らない
10
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うめ
自分では見えぬ背中に神様が居てくれるんだ祖母は言ってた
8
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詠み人知らず
感情の波が小振りになってゆく 年輪がまた ひとつ増えたら
15
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風船人
内祝高級ワイン届きたる孫三人目健やかなりと
6
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なつを
北国の極寒の冬は厳しくも耐えて必ず来る春を待つ
11
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舞
遠い日の うす くれない の あなたへの 恋文とせん ひとひら の 雪
16
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恣翁
並木にし LEDの灯の点り 年の瀬告ぐる御堂筋かな
19
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詠み人知らず
誰ゆえに海辺による波よるさえや月を見しかなものこそ思え
8
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詠み人知らず
満ちみちて光こぼるる満月を貴方と見たや大樹の陰に
7
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なつを
しみじみと差しつ差されつ雪見酒 雪は積もれど心は解ける
15
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桃湖
気づきたく なかったのにな 左側 寒さにすっかり 慣れてしまった
4
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団右衛門
木枯らしに 吹かれて吹いて 熱々を だしが薄けりゃ 寒さひとしお
4
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へし切
かひなしと思へど惑ふ吾が人生の仮の宿りになほ夢みしかば
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風船人
この涙欠伸のせいと独り言振られたことは袖に隠して
8
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わたこ
会いたくて 会えないけれど 会える日が来ると信じて 今日も眠るよ
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