灰色猫のお気に入りの歌一覧
もり
そういえば仮死で生まれたあの日からまた冬がきてしがみつく雪
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風船人
朝餉にはこれというもの見当たらず飯一杯に一個の卵
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風船人
冷蔵庫の不良在庫を整理したひとりの夕餉アイテム多し
7
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秋日好
お湯呑みを両手で持って口ごもる吾の姿は栗鼠に似るらし
14
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晃
君の住む故郷を捨て逃避行 親不孝です まだ一人です
3
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さゆ
ホームにて日向に背を向けぽかぽかとレールの上は冬でも揺れてた
6
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へし切
寒空に震えるこころ奮い立て風に向かいて歩を運びゆく
18
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千映
争って落葉掃きする光景もなく今までのひっそりな道
12
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ゆりこ
隠せない見えるところに付けたかった 君のこころが沁み透る夜
3
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団右衛門
先も無い 五十路にかかる 雪道は 恥も雪げず 終われぬ旅路
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野々花
長い影延びたる冬の公園でふたりぼっちの影踏み遊び
10
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恣翁
悠々と 鉈豆煙管を 五徳にし叩きて 老の灰を落としつ
13
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亜貴
イヤホンをさして歩みを止めないで 私は何を失くしてるのかな
3
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野々花
カサコソと小枝の枯葉鳴らしては「淋しいよ」って風が呟く
12
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野々花
無防備なあなたの後をついて行く愛に飢えたる仔犬のように
13
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舞
黄昏に父に似たよな後ろ影問い残したる思いあふれて
14
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秋日好
夕焼けの色に変わったもみじ葉の最後の一枚落とした木枯らし
10
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ゆりこ
夜は明けた 冷気を破り陽が昇る 君の鼓動に合わせて昇る
8
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秋日好
栗鼠のごと枝や木の実を集め来て魔法をかける温室の主
10
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秋日好
前触れのオーケストラの音合わせ生演奏の醍醐味語る
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