たけくらべのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
カサブランカの赤い雄しべ切る秘めやかに純潔捨てる日思う
17
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月虹
野辺に花、空に飛行機雲ひとつ今日をゆるりと生きる小春日
26
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まろ
東雲に辛夷の花の輝いて曇天すらも切り裂いてゆく
5
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舞
颯爽と北風に耐え枯れ木らは時を待ち立つ蕾抱きて
19
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詠み人知らず
とり出して光に梅酒の瓶かざす失くした恋はとっても甘く
9
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七井
はつ花の名残よな散りそおなじくはこの肺胞の底ひにとまれ
4
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へし切
春風よ妹が臥やせる奥つ城にこの梅の香を乗せ吹き渡れ
27
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夢士
今朝の風頬に手をあて空見上ぐ雨水となりて春の足音
24
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恣翁
蝋燭の香を吸ひ 紅き唇の 提灯吹き消し 「死なむ。」と囁く
22
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矢車菊
花ひとつ届けるように詠いたい誰かを想うつぼみになりたい
32
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あふひ*・○・*
春浅し夕刻の空白みたる望むは大橋巡る巻雲
20
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リクシアナ
この身にも触れる琴線残れりと知らしめるかな昨夜のメモリー
14
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リクシアナ
カリヨンの音色軽やか十五時の大道芸や地下街の早春
19
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詠み人知らず
春風をふくみふくらむ白鷺の羽ふうわりと浅瀬へおりる
78
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コーヤ
幼子は落ち葉集めて振りまいて葉っぱのシャワーと大はしゃぎして
18
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コーヤ
足止むる河津桜の香る道明るき陽射しひかり春色
18
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矢車菊
きみと手を繋いでみれば大切な何かをひとつ共有できる
19
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林林
丁寧に儚く脆き もの磨くあなたの手から心伝わる
24
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野々花
吹く風も二月にしては春めいた街の花屋で鉢植えを買う
15
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詠み人知らず
優しさは君のお腹の薄皮の 下に潜んだ 内蔵のため
14
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