たけくらべのお気に入りの歌一覧
野々花
寂しさを伝えられずに過ぎる日々涙の粒を胸に隠して
12
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麻
儚くも冬はまことに去りゆきぬ君の声音にふれ得ぬやうに
13
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紫草
ほの白む暁山を浮き立たせ辛抱きれたと白梅の咲く
20
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白井浮雲
孔孟の教えも今は廃れ果て仁無き者の跋扈する世ぞ
9
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舞
越えくるも命なりけり冬ごとに寒沁む先の春福寿草
21
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麻
絹糸の美しき雨に目覚めつつ偲びてやまぬ君の黒髪
18
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千映
咲き誇る河津桜のほこらしげ菜の花そっと足元隠して
17
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桐生賄
夜空には たくさんの星 瞬いて 君に僕にと 語りかけてる
13
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リクシアナ
乗り慣れたローカル線の心地よさキハ40系にこの身ゆだねる
20
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ながさき
一切を 悠然として 見極めて 富士の如くに 大山と成れ
33
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リクシアナ
宿り木は球体を編み芽吹きつつ梢に生きる大樹に抱かれ
14
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林林
友の名を覚えたくって紙に書く窓辺の桜 月に照らされ
18
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林林
姫二人 結婚談義に花が咲く生マシュマロの生地混ざりゆく
19
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へし切
雪とけて流れはやみて荒川の土手の草木も芽吹く春の音
28
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桐生賄
福寿草 よくぞ咲いたと 義母笑う 塩水の中 残ったのだと
21
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コーヤ
野辺に立ち耳を澄ますと聞こえ来る花の咲く音芽吹きの音が
23
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朧月
雨水には朧な月のほどけゆき光の雫ほろりほろりと
27
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紫草
病む友の眸のおくに点じいる暗緑光に魅入られてもどる
13
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詠み人知らず
ニュートンは林檎に俺は湯上りの妻の乳房に引力を視る
17
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詠み人知らず
肩と胸 華奢なつくりが儚くて 触れないことに 決めざるを得ず
17
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