まあさのお気に入りの歌一覧
桐生賄
墓参り帰りにチョイと寄り道を 六年ぶりに女川町へ
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西村 由佳里
自転車のペダルをゆっくり踏みながら笑いさざめく水曜の朝
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千映
せかせかと薬缶の沸騰音を聞くなおも動かぬ体は頑固
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千映
「チョコはいらんぞ」なんてさ 可愛くないの見えぬところでげんこつ一つ
20
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千映
ベッド下手作りチョコが落ちていた次男に問うこともせず過ぎ
12
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千映
クリスマスローズの新芽陽にあたり秘かにゆくりと伸びゆくを見る
17
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万陽
新生児 儚くも その澄んだ瞳に真の強さを 感じ抱き寄す
16
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灰色猫
八千代にも千代にも木霊す精霊の森を育むデイダラボッチ
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みやこうまし
妻去りて影一つなる寂寥に耐えて渡るや月の砂漠を
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inosann
客宅で訃報を聞く事多くして懸場の客も歳をとりたり
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秋日好
胸元の膨らみ触れて自問する「忘れたいのは恋か貴方か」
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秋日好
バスを待つ 同じところに月がある 一日分だけ丸に近づく
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石川順一
観月の季語の多さに茫然として居る暇は無いと思ひつつ
20
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蔓葵
朝がすみたなびく山のふもとよりうすくれなゐの春は来にけり
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舞
チョコレート選ぶ乙女子まなざしに誰をうかべる頬美しく
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うさぎ
(行かないで)ゆっくり落ちた踏み切りはもう駄目みたい 完完完完
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イバラキ
孫の手の 行方が知れず 「掻いてくれ」 妻にすがる 真新な遺影の
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来夏
えうなしと いうてほしけれ なかなかに 消えぬおもかげ 苦しきものを
8
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蒼
目を閉じる目蓋の裏に小宇宙矛と盾を持って戦う
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蒼
眠たいをたくさん袋に詰めていく燃料不足が不眠の原因
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