ころすけのお気に入りの歌一覧
悠々
なにげにも眠るばかりの春霞猫も忘るる戀の通ひ路
13
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ケンイチ
甲斐も無く愛することのできぬ雨 独りでだったら打たれていたい
15
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宇津つよし
生きている潤っているメモをとるノートの悪戯書き踊ってる
6
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伊藤夏人
世の中のすべての人からモテモテになりたい訳じゃない けどモテたい
8
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薫智
風強く揺れる花びら見ていると生きてるよって聞いた気がした
12
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薫智
繋がっているかあなたにこの糸はわからないから結んでみよう
14
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島祝
しろがねの兜も割れて落ちゆけば昔を偲ぶ鹿の音なりけり
12
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芳立
忍ぶるはいにしへうたのたはむれと過ぐしし日々ぞ春にめぐらぬ
9
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山桃
山桜後れて咲ける寂しさに心急ぎて嵐呼びけむ
11
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芳立
内蒙古の汽車にゆられて老人の古き日本語くさはらのいろ
15
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垂々
爛漫と一枚布の空に咲く桜 来年の春を身ごもる
17
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詠み人知らず
歌詠みてやうやく分かるべくなりぬ深き心のひだのことなど
31
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まるたまる
不器用な体していて情け無い怒り狂えばソッコー寝込む
7
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詠み人知らず
枯れ葦の元に角ぐむ青き芽にまぎれて白鷺ひつそりたてり
16
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悠々
限りなき宇宙にひびく琴の音をとわに残しぬ大和なでしこ
12
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庭鳥
好きな花問われてみると絞れずに今の季節に咲いてる花と
9
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海月琉珠
すっぴんで出掛けた午後の公園に期待裏切る雨粒ひとつ
2
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紫苑
花待たず逝きし啄木よ汝もまた燃ゆるおもひを遂げざりしとや
7
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ほたる
洗い髪 ふいにしたたる一滴の肩に染み入る快感の春
6
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三葉(みつば)
この想い、言葉足らずな私ではほんの少しも伝えられない
6
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