庭鳥のお気に入りの歌一覧
海月琉珠
また「辞める辞める詐欺師」がミスをしてデキる社員が職場を去った
2
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詠み人知らず
永遠の八月のある水際へ小舟のオール漕いで進めよ
4
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麦仙人
我眉の山夕凪海を見下ろせば潮風間に間に松の香り
10
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悠々
嘘ツキガ真ノコトバ一ツダケ 求メユク道、曼珠沙華咲ク
20
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さる
その昔記したる日記繙けば紅き血潮の湧きし思ひ出
8
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massat
鮮やかになりきらぬまま茶に染まる人の手つかぬ古都囲う山
8
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氷魚
このひとが少し猫背であることを眺むポジション譲りたくない
21
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恣翁
真っ直ぐな 眼差し向ける 幼女の 瞳を籠める 鳶色の翳
21
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詠み人知らず
花きりん玄関にかざり来客をきりんのように首長く待つ
19
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紫苑
倚りかからぬ人のつらきを知りぬれば胸に誉れの薔薇ひともとを
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羽
飛ぶ鳥のかげ地をすべるすれちがう私はずっと地上の人だ
12
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芳立
とりがなく東路ゆけば時世なるわらべ遊びかガイガーカウンタ
7
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芳立
角一つ二つ三つ四つ曲がりゆき変はらぬ街に暮れる碁盤目
6
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緋色
ひと月が経つ教科書のシワを見て隣の席の性格を知る
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浅草大将
詠み草のいかでか生ふる歌ひでり知恵をはたけに播く種もなし
18
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只野ハル
取り替えたLED電球より先に逝くと笑う老夫婦
10
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ふきのとう
麦穂波黄金色に輝けばさわわさわわと歌聞かせおり
13
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詠み人知らず
胸に浮く青い血管地図にして君の住む町行けるでしょうか
6
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染季
光射す庭を求めて空を飛ぶ足元の地がそれと知らずに
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芦原直也(仮)
革命を成す人びとの歓声がノートパソコンのディスプレイを侵す
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