日置鳩子のお気に入りの歌一覧
恣翁
霖雨の 漸く上がり 待ち侘びし陽射しは 殊に煌きためり
18
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詠み人知らず
汽車道の敷木にヒールを取られぬようあなたの嘘を数えて歩く
7
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恣翁
己が絡む心知りぬがに 黒衣の 身だれて 今朝はものをこそ思へ
17
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灰色猫
宇宙から見る東京は欲望と夢が渦巻く銀河のようです
20
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灰色猫
恋をする虫の音たちをかき消して風神さまは自由気ままに
18
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灰色猫
叫んだの届かないから叫んだの終わりにしたい夜を破って
21
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inosann
夜半に覚め時の重さが圧し掛かるズシリズシリと秒針に乗せて
24
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石川順一
「現実を嗤う」?雨降る虫の音がまだまだ聞こえ東京事変
13
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藍子
秋の空見上げて暫し考えるあれはキャンバス一筆描きたし
17
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ラベンダー
何気なく 胸いっぱいに 吸い込んだ 空気に感ず 秋の訪れ
21
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ラベンダー
生前の 母の眉への こだわりの 姿思わし 太強く描く
23
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風橋 平
シガーキスそのささやかな秘密からこぼれた灰が襟汚しあう
12
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風橋 平
いっせいに時計の針が空をさす零時は見えぬはじまりのため
14
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風橋 平
快速の窓に朝陽はくりぬかれ光のままに床に落ちたり
17
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風橋 平
ののはらのこぎくのかしらなでてよりそらをみあぐる風となりゐる
18
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風橋 平
さらさらとまよをおちくるゆきはいまみたまのかずとなりにけるらし
18
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風橋 平
あんなにも日があかあかとのぼる海だれの命もかえらせはせず
19
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風橋 平
ウィスキー小瓶呷りてこの舌は咬み切りやすきものにあらねば
4
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風橋 平
かなしきは紫苑・茴香・貴船菊角をまがればかたまりて咲く
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浅草大将
雲のうへに今宵ゆきかふ花鳥の風のたよりは月こそ聞かめ
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