コタローのお気に入りの歌一覧
横井 信
柔らかな土の感触確かめてそっと駆ければ風の後押し
11
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横井 信
雨あがる鳥の声聞き踏み出した梅の花咲く夕暮れの道
11
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横井 信
週末の予定を浮かべ窓際でそっと握った冷たい手すり
13
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横井 信
鉛筆を握れば浮かぶ言の葉のそっと逃げてく春めく日差し
14
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滝川昌之
書き順はドリルで習う恋愛のドリルのページ貴女は何処に
16
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名鈴
亡き絵師が 依り付き筆を 振るひけり 宜こそ目利き まことと分きけめ
12
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名鈴
港より 追はれ出でたる 小舟ゆゑ 波高くとも 寄る辺なむなき
10
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名鈴
長閑なりと 思ひて年を 経るほどに 世の疾く移り おぼめき惑ふ
11
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名鈴
家と心 いつがりけむや 掻き掃へば 凝る心溶け 清まる心地す
9
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名鈴
身は管弦 人に知られず 響みたり 生きてめでたく 調ほりたし
10
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滝川昌之
美味い酒 選べるようになった頃 俺は青さを手放していた
16
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滝川昌之
靴下を二枚重ねて履く妻の脱皮に春の足音を聴く
22
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滝川昌之
芸のため女房泣かせた春団治 春で鳴くのは鳥だけでいい
13
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滝川昌之
干支にない「トムとジェリー」のトムの方、子年の猫は肩身が狭い
10
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滝川昌之
批判より傷に寄り添う立ち位置が人を病を癒すのだろう
17
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夕夏
そよかぜのほほやわらかになでゆくはあなたのといきのようにあたたき
7
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夕夏
とおめにはましろくみえるうめのきのこけむすえだをついばむめじろ
5
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夕夏
にがうらのちいさなくまののやしろへのぼるかいだんすりへりてあり
6
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夕夏
へんかするあなたのまちやふるさとをみればおきざりおもいではるか
9
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夕夏
かさなったぴーくとぴーくりようしてぴーくをずらすこうせいなりし
5
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