へし切のお気に入りの歌一覧
茂作
そよの風やまぶき蝶を追ひかへし ふたたび寄れる春の晝なか
15
もっと見る
秋日好
もう何年サムネに使うチューリップ思い出重ねて今も咲きおり
11
もっと見る
恣翁
しゃがみ込み 草の香に春嗅ぎ取りて 悦に入りにし少年時代
12
もっと見る
音蔵 雅秀
時来れば 人は何処に旅立つや 逢いたき人に会えれば良いに
5
もっと見る
音蔵 雅秀
指しゃぶる 癖の未だにとれぬ子は 今年二十歳を三つほども過ぐ
2
もっと見る
恵雪
万葉集栞のページに遠距離の我が身重ねし相聞歌有り
10
もっと見る
狂い咲き
咲かず花 色なきものと え笑えや狂い咲くこと 花のみぞ知る
5
もっと見る
夢花火
ふりかけの ちりめん山椒 好んでは 熱い緑茶 共にするもの
3
もっと見る
ななかまど
霧雨に首をすくめる峰桜せめて散りたし青空の下
21
もっと見る
滝川昌之
この雨は田畑潤す雨だから女子の化粧水ごとく滲み込め
14
もっと見る
トウジさん
めそめそと泣いてどうなる春の雨連れて蛙もほら鳴きだした
7
もっと見る
小林道憲
季はめぐり菜の花咲く道踏みしめば 古里の家しきりに恋し
2
もっと見る
うすべに
雨けむる浦戸の海をみわたせば 舟出ゆかしい貫之のうた
9
もっと見る
兎桃
深と浅両の緑の綾なす山に枯れて見ゆるは竹林の谷
3
もっと見る
美生子
人生のゴールはいつか見えてくる桜ながめてあせらず行こう
12
もっと見る
兎桃
豌豆のささやかな叢裏にあり妻との夕餉にひと握り採る
3
もっと見る
KEN
ボール追ふ子らの夕影もてあまし陽は暮れなずむ 思ひ出と共
14
もっと見る
横井 信
柔らかく芽吹く若葉は朝に降る雨の雫をやさしく弾く
13
もっと見る
うすべに
降りやまぬ雨のおもさに魚はねる 入り江に輪を描く舟のしずけさ
14
もっと見る
敦希
幼きは花の盛りもゆく末も思い至らず蜜舐めつ捨て
12
もっと見る
[1]
<<
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
|
41
|
42
|
43
>>
[3730]