まぽりんのお気に入りの歌一覧
うすべに
里人の祈りはるかに御仏の 欠けた螺髪にたどる年月
13
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恣翁
ただ永く生くるにあらで より意味のあらむ命ぞ 生きてありたき
16
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青き銀椀
先輩はおのれに厳しき人なれば短歌指導もおのずと厳し
8
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つばす
梅雨空の新月スタート文月よ せめて銀河で夜の闇照らせ
4
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滝川昌之
おふくろが死んだ夏には梅雨が無く泣くなと空で諭す気がした
21
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KEN
葉を傳ふ 雨の名殘の 露に濡れ 小人は獨り 木莓を摘む
12
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コタロー
梅雨の日を草花たちは濡れながらそれぞれの葉に雨粒乘せる
7
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コタロー
梅雨の日も賑やかなりし哺育園キャッキャと笑顏窓に張り附く
6
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へし切
雨の日は心もしのに詰将棋さびしさ堪へひとり駒指す
17
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横井 信
今日はもう机の本も読み終えて雨降りつづく日曜の午後
13
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青き銀椀
さみだれの街と濡れつつ自転車を漕ぎ引き締める思ひの占めて
10
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灰色猫
紫陽花の暮れる小路を跳ねてゆく雨の匂いの京の毬歌
23
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つちだゆういち
言尽くし精を絞りて励めども指をほどいて君は去り行く
11
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うすべに
雲流れ 雨待つ色に風染めて 池のおもてに揺れるあじさい
10
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滝川昌之
嬉し気な梅雨の晴れ間の囀りと「それっ」と出てくる散歩の犬と
18
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大上
長雨の暴れ靜まり時に晴る流れよ叢雲空の意のまま
6
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コタロー
日曜の雨の一日はラジオ聽く見えない誰かと繋がつてゐる
11
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詠み人知らず
湿り気に圧倒された曇り空花の蕊には足止める蟻
5
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コタロー
梅雨一日窓は叩かれ濡らされて聞こえてくるはショパンの調べ
9
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吉野 鮎
忍ばせて心抱きしむ十七夜宵待草の露ぬらす影
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