横井 信のお気に入りの歌一覧
ななかまど
寒あけの雨が優しく降りおれば畑のニングルわれ呼ぶような
18
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灰色猫
生きるとはなんであるかと箇条書きしている人と炎を囲む
14
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灰色猫
陽にかざす脱いだ軍手に空いた穴この箇所たぶんたぶん春風
14
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杏実
木蓮に あの日の君を 巡らせば 胸の痛みを つかの間抱きしめ
6
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灰色猫
この箇所の音符を鳴らしてしまったら割れてしまうと知りつつ鳴らす
8
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ガビー
一言も言葉交わさぬ先輩の ブログを見ている五十年後
4
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凌霄花
今は昔早くて自慢の暗算も見る影もなく老いてゆく日々
11
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へし切
マスク解く もどる笑顔と涙かな 別れ 旅立ち 卒業の日に
19
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falcon
白梅の散り咲きにほふ気高さにしのぶおもかげ幸うすきひと
10
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鞘森天十里
山村の荒れ田の中の里桜しづかに咲きてしづかに散りゆく
10
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天徳乃東風
思ひ出づ花に驚くその笑顏君と歩かむ春の夜櫻
6
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舞
春色の 青空広く 一羽ゆく カモメものたり 弥生サッポロ
7
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桜田 武
ゼロ戦に憧れし十代前半いま平和求める七十代
10
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び わ
手話の会初心者先輩一人づつ取組真剣楽しみながら
5
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茂作
春の宵遺す言葉を書き足さん 供への酒は劍菱がよい
21
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千葉 甫
暮れ際の陽の差していて机上には伏せられている一冊の本
10
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灰色猫
樹木医に庭の桜を診てもらう心を閉じているようなので
12
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灰色猫
うたのわに筍生えて亡き父に供えるために掘りにいこうか
7
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滝川昌之
炊き上げた筍に木の芽おく時の板さんの手の菜箸に春
21
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灰色猫
拇の一箇所だけに氣を集め昇竜拳を漣打した日々
6
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