灰色猫のお気に入りの歌一覧
秋日好
冬咲のエリカを花壇に散りばめる俯く花の情緒に魅せられ
15
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こぐまじゅんこ
義父をのせ車いす押して歩いてる「元気になあれ」と心でつぶやく
7
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林林
「この住所君への年賀は最後かな」翌年ふたり連名になる
16
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林林
半ばにて挫折した本寄贈せむ最後にもう一度だけ読ませて
10
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詠み人知らず
単純に好きでいいやん分析は 綻びのもと 気持ちのままに
14
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林林
なんかもう とろけてしまえ私など七草たちの生命とえぐみ
12
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もり
知ることは上書きみたいに記される刺青禁止意味がわからず
6
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佐藤水村
川の辺の朝歩めば静心 朝霧隠り白鳥の浴む
5
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詠み人知らず
ひと粒の苺見つめしルンルンと唯それだけのカフェの片隅
16
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西村 由佳里
大好きと今日も明日もささやいて君を私のとりこにするの
6
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みやこうまし
蝋梅の春を呼ぶがにうち振るい 黄色燃やして周り明らむ
15
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桐生賄
伸びきった 髪の毛切って イメチェンし 髪も心も ウキウキ軽し
11
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ゆりこ
水蒸気 氷河 海へと 姿変え 吾が身を統べる 妙なる水よ
11
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ミミンガ
新年も明けて七日となりにけり 通学の子ら 七草の粥
9
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美津村
凧あげる二人の童は土手のうへ光のなかを踊るがごとし
10
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月虹
息ひそめ廻り続ける観覧車巡り会う日を夢見るように
27
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水ノゼリイ
髮撫でて うつろふ時を 愛でる君 搖蕩ふ時を まどろみながら
3
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野々花
まだ暗い午前六時の鐘の音が冷たい風に絡まり響く
16
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秋日好
北部では水害の報絶えずして岸に近づく泥河眺む
9
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詠み人知らず
列車から瞬時見えたる公園は 遊具ばかりが 主張していた
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