灰色猫のお気に入りの歌一覧
舞
張りつめた朝日のなかを雪鳴りの音も清しく北大地ゆく
17
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桐生賄
懐かしや 我が成人式 夏なりて 一人スーツを 求め都会へ
9
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らむね
帰り道上京する日を指折りし電車を待ったあの日の夕暮れ
4
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ゆりこ
今ならばどんなTOKYO描くのか 目に映るもの 映らないもの
10
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祐鈴
パリパリの去年の笹を持つ人の「去年なんぼの笹にしたっけ」
8
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あんとん
雪にささやく 風のあと アンドロメダを 娶る世界を 秘めて寝る
5
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真横
珈琲に金糸を一匙煌めかせ蜘蛛の糸にも似たりぷつりと
5
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千映
母お泊りいいことにして一日を短歌カラオケ好き放題に
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夢士
暖かき陽に誘われて庭にをり蠟梅の香に空を見上ぐる
17
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葉多村集光
缶スープその美味なるを思えれど自販機有らずその味遠し
3
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只野ハル
東隣の屋根から日が昇り二階のベランダに布団を干す
10
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葱りんと
唇が 寂しさ感じる そんな夜は 感じないよう グラスに口づけ
10
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リクシアナ
雪の朝花嫁の手に薔薇ありてアニーローリー降り注ぐ祝福
4
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詠み人知らず
息をして髪も豊かでいいじゃない 妻の意見に なるほどなって
13
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林林
朗々と実家の窓から父の歌ひとりに慣れたかそれとも逆か
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コーヤ
寒い中海の彼方に陽が昇り輝く朝陽に心温みて
14
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コーヤ
初春の海の朝陽を仰ぎたく草むらのみち自転車をこぐ
17
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水無月
手を合わせ君はそんなに何祈る君が幸願う我の傍ら
4
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むん
からからの喉に冷水押し込めば天国の門ひとりでたたく
3
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舶女チェルシー
愛情を注げる器になるでしょうあと一滴で二十歳のあなた
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