名鈴のお気に入りの歌一覧
只野ハル
雲間から覗く青空濃くなって涼風の吹く朝の小径で
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舞
赤蜻蛉ひらりと翔んで啄木の歩んだ街に秋を教えて
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おじい
尺取蟲の 首を振るは 哀しかり 遙かなるもの 天にまさぐり
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横井 信
書き出した今日の仕事は片付けて窓の外から虫の鳴き声
9
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葭堂
交差点 見切り発車の 自転車を 風が追い越す 秋はそこまで
9
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KEN
峰かへで 染まる頃かは 瀧の淵 風澄む小夜に 深山を戀ふる
9
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稲千代
はじめなる我が学び舎へ行く道は散る花ならで鳴く蝉が声
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うすべに
空澄んで夏の暑さを吸い込めば 色を深めるむらさきしきぶ
8
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ななかまど
つぼみ良し花もまた良し秋桜は節の儀式も無きままに秋
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みをつくし
ゆゑなくも心とらはれもの思ひ 白梅咲きにし六年の春
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おじい
斑猫の 手招くままに 導かれ 正体もなく 道をあやまつ
9
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び わ
過ちは人に付き物誰にでも身をただしまた信念強く
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横井 信
窓をうつ激しい雨のしずくへと消えてしまった小さなやる気
11
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うすべに
あらし過ぎ真綿をまとう山肌の 朝陽を隠す墨染めの色
8
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トウジさん
氷桶きらめき泳ぐ金真桑相伴あずかる午後は涼し
9
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滝川昌之
小粒でも台風からの千切れ雲 山椒のごとくしびれる驟雨
15
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みをつくし
思ひ果つモノクロトーンのきざはしを 巡り巡りて一夜かなしも
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詠み人知らず
趣味を持ち日々を豊かに生きること創造力は老いても枯れず
4
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くらら
遠雷に 急かされるように 空見れば 鳥も家路を 急ぎけるかな
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おじい
在ることの 空洞いだきつ 椎はいま 眞青な天に さやぎ順ふ
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