まあさのお気に入りの歌一覧
桐生賄
白菜の クリーム煮した 翌日は 決まってカレー 子のリクエスト
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新座の迷い人
妻が泣く 尋ねて見れば 我が家へと 帰れぬ体 我が身淋しく
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絮谷新
きさらぎはチェルシー橋の燈しごろ椿に積もる雪のくれなゐ
23
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石川順一
草餅の最後を食べる善哉と大きな豚肉大根の切れ端
19
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万陽
鉛筆を持てど言葉が生まれずに詠めずに今日も一日が終わる
21
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inosann
食みてなお美味しさのこるヨーグルトにゴミ箱に捨てし器を拝す
15
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ながさき
佐渡の雪 堂の隙間ゆ 降り積もる 蓑一枚の 八寒地獄
32
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舞
老いてゆく背中に馴染む縄のれん酒酌む手にも時の刻まれ
24
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inosann
生計を仕事にたくし日々励む上がりはなくも己を磨く
26
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恣翁
夜の雪に 寝られねば燗付けむずる 滾る湯の音に 耳澄ましたり
23
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藤久崇
学び舎の 夢の通い路 馳せゆけば 友は昔の ままにありけり
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助平小町
丑三つにポツリと灯る家の窓 歌考える君の光か
13
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千映
ボランティア明日は二度目の講演す初っ端ハートぐいと掴むか
17
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水海はるこ
ユーキャンに載ってる「未来」を眺めては「変わらないこと」を私は選ぶ
9
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水海はるこ
まだ何も始まってないし終わってもない「今、ここ」が私の居場所
8
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へし切
思ふとも手折らば散らふ秋萩の花の下紐いかで解くらむ
29
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石川順一
凸凹を割って食べれば梅の香が春寒き日もお菓子の効果
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灰色猫
碧色と心臓の音しか残らない深海潜るフリーダイバー
21
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灰色猫
吹けば飛ぶ駒に命を吹き込んで月光浴びる棋士は華やぐ
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灰色猫
苛立ちがあまりに激しくある夜は音楽という薬をのみこむ
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