灰色猫のお気に入りの歌一覧
れんげ
バラエティ夫婦で声をあげ笑う声数減れどいまだ団らん
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乙女田虎子
まだるっこい「ごめんなさい」ですむことを。よくうごく箸 喉仏見る
3
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乙女田虎子
笑顔なき君の沈黙耐えがたく料理をほめる美味い美味いと
4
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詠み人知らず
ふたたびのやくそくですね手のなかにおちてきたよな雪のひとひら
5
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野々花
玄関に作った二羽の雪兎知らない内に一羽増えてる
27
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鳰
ふと急にぞっとするほどおそろしく殺した恋が蘇る夜
5
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鳰
次の世も相まみえるとするならば何がなんでも好きでいさせて
2
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夢士
ロウバイの枝に附きたる初雪や寒さ忘れてしばし眺むる
15
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野々花
掻き寄せた路肩の雪が世の中の悲しみ吸って真っ黒になる
16
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詠み人知らず
君の目のバイアスレンズ外したら 世界はきつと 素敵でしょうよ
14
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愚と楽
寒風にバス待つ同志 立ち去りぬ 「忘れものだ」とバス停に告げ
11
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千映
初売りで買ったシンビジュームの花四年振りで希望叶える
11
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千映
口先から飛び出る言葉それよりも文字はドンドン膨らんでいく
10
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詠み人知らず
落ちている黒い手袋ほとんどが チョキになってる なんでだろうか
12
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野々花
冷え込んだ朝の空気を思いきり吸えばチクリと右胸痛い
11
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桐生賄
「性別は女の子だね」実際は男子誕生 先生はずれ
12
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舞
鏡には皺刻みたる知らぬ人哀しかるべし紅顔の時
13
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桐生賄
大寒に 生まれた息子 おめでとう 十九歳か 早いものだね
16
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Chico
朝が來てユニフォームへと流し込みよく似た僕を量産化する
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Chico
(日替はりランチAかB?)「註文は?」不意を突かれた貴方は「ベー」(!)
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