名鈴のお気に入りの歌一覧
水紫
虚しくも素直になれない片想い言いたいけれど言えない言葉
3
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うすべに
よこぎったしおからとんぼ透きとおる 稲穂の花が風にふるえる
6
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滝川昌之
マドラーを使わずグラス揺らしたら「実は、」と切り出す友の酒ぐせ
19
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みをつくし
また三年 箙梅插す學び舎に 汝を見つめをり プレハブ教室
17
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ななかまど
咲き終えて散るかとみれど秋薔薇ちさきはからいほのかに嬉し
8
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ファッ休
樂しげに 君が寢言で 笑ふからそつとスマホの 目覺ましを切る
5
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やまざくら
抱き来し 埋もれ火ひとつ 消ゆる無く 君の息災 ひたに祈りぬ
10
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天鳥
狐火の灯る花嫁どこ行くぞ振り向く美人あなただあれと
9
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舞
いつ頃かとどかぬものと知りつつも時に老いゆく月に伸ばす手
8
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おじい
蹈み違へ 蹈み外しつつ 生くる身の 頭上に缺けて 廣重の月
10
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び わ
囲碁続けよかったなーと今思う頭脳訓練良き友も出来
4
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KEN
たらちねの 母のこつぼの にほいして 秋の夜の風 まどべにほのか
8
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横井 信
風もなく季節はすっと遠ざかる部屋で待ってるやさしい料理
13
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トウジさん
在宅に飽きて為すことほかになし籠る住処に尋なう小風
10
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可不可
焼けないで火照る素肌は夜ふけ 外人墓地の霧で冷やさう
7
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艸介
聳え立つ峰より高き入道に 畏怖さえ覚え時を忘れる
9
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滝川昌之
間奏のような季節の変わり目の夏の余韻に歌詞は要らない
19
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ななかまど
草を引く妻が身を伏せ話しかく声をひそめてささやくは何
10
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みをつくし
言葉とて交はせぬままに一年が 凩の如 疾く經ち去りき
17
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舞
目覚めてはまたいち日に立ち向かう背を正しつつ朝日の街へ
9
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