たけくらべのお気に入りの歌一覧
リクシアナ
一葉の好みと聞きし黄八丈 文匣の如結ぶ半幅
19
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あふひ*・○・*
ざんざんと激しく流る鴨川に身任せ独り何を想うや
24
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デラモルテ
山面に梅咲き誇る啓蟄にもぐら這ひ出し犬ふぐり咲く
11
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笹原八
君の名を だから叫んだいやはての砂漠で水をなげうつように
4
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野々花
公園を彩る花はまだ無くて遊具ばかりが妙に鮮やか
17
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恣翁
蒲公英を 瀬音の打ちて 幾重なる花弁に 動く陽の光かな
31
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舞
目に明やか雪解く風に色無くもまず乙女らの脚颯爽と
20
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夢士
チロチロと炎と語る春浅し暖炉懐かし今宵の宴
23
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夢月
花はまだ咲かずも染めたし桜いろこころに春の咲くを待ちわび
16
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只野ハル
ほろ酔いというほどが良い酔い心地醒めぬ間に詠み醒めて俯く
17
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朧月
啓蟄の陽射しあつめて眠りから覚めた虫たち春にくつろぐ
13
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月虹
早咲きの桜を見つけ左折する弥生三月小さな冒険
128
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麻
あけぼのにまどろむ君も鶯のさへづる声に目を覚ますらし
23
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コーヤ
みつばちもぽかぽか陽気に目覚めてか菜の花華と戯れ暮れて
25
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恣翁
五年経て 別れし場所に至れるを 岸辺の春に 君早逝きぬ
30
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詠み人知らず
言い淀む言葉の奥に手を浸し掬いし愛の記憶の欠片
9
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詠み人知らず
春が来る残り何度の現象か 都度一冊の 手帖が増える
22
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舞
老う母を導きてゆく子も老いて言葉は無くも共に歩める
22
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デラモルテ
あけぼのに仄かに染まる白梅に紅梅白む啓蟄の朝
13
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リクシアナ
公魚の皿にあしらう菜の花の苦さ味わい待つ花暦
17
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