御崎 耕のお気に入りの歌一覧
庭鳥
ぼんやりと柱に我が身預ければ「失恋したの?」問われたそがれ
9
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下地杏
五百キロの距離さえ超えて会いたいと言わせた私でいるべきなのだ
13
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銀ねず
履歴書に兵士と書いてキリギリス合衆国へ亡命のアリ
15
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紫苑
知らぬ間につくりし痣をさすりつつ昨日の罪など考えてみる
12
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きりあ
鈍色の空より落ちる六弁の花よおまえは何が悲しい
59
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でくのぼう
時雨をる萩は麗し寺の庭鎭まりゆきし戀路かなしき
25
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田中ましろ
べらぼうに不協和音が似合うような人だけが壊せる壁がある
20
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只野ハル
さよならを言わせてくれる優しさにありがとうまた逢える時まで
32
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粕春大君
山がつの垣ほに煙るもみぢ葉は憂き世を閉ざす霧となるらむ
21
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紫苑
青空に憧れつつ吾は地に棲みてその蒼いろを一滴受くる
20
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水葉
去りゆくを決めた事とて見送りもされどひきたしあなたの袖を
14
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粕春大君
神な月真木の杣人山寒み酒煖むる紅葉の焔
18
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キタハラ
かじかんだ手はポケットにつっこんでひとりで歩くほうが楽だし
20
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浅草大将
去り行くは悲しかれども君ありてここに歌詠む日々は忘れじ
21
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まき
かなしみは今日の空色澄みきった青で洗濯しても落ちない
6
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四季野 遊
誰も皆無常の中に住むものをなどか己の花は散らずと
9
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羽
いつの日か倒れる書架の本に埋もれ永遠の時を過ごす図書館
10
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悠々
コノ歳デコノ苦キ酒、噛ミシメテ呑ミホス恋ノ盃重シ
19
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ゼンマイ
それぞれがそれぞれの地で頑張ってまた集まってお酒を飲もう
1
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みづ子
「今」という時間が堆積した中に埋もれてしまう「明日」のために
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