平 美盛のお気に入りの歌一覧
浅草大将
空みれば我も飛びたのかごの鳥ひとよの夢とかはれ続けつ
17
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只野ハル
長雨に降り込められて思い出が傘もささずに出掛けて行く
14
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只野ハル
降り続く雨に緩んだ感情が迸り出て頬から落ちる
14
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庭鳥
もったりと空覆う雲平気だと言わんばかりにちらり青空
11
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芳立
うだる夜のながるる汗のたきつ瀬におぼるるさきのあいすくりいむ
11
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島祝
この世をば悪しとや思し召したるか七夜も降りてあぶる大水
26
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詠み人知らず
寂しさに 耐える勇気が 持てなくて 繋がる事を 避けてるのです
7
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ゆびきゅ
愛ゆえに過去のすべてを失った 愛ゆえにぼくはぼくを得たから
30
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浅草大将
いづくより潮の香りの流れ来る人の波間にうみをおぼえつ
23
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悠々
あめんぼのすいすいすいーつ水溜まり恋もお産も仕事もあるか
23
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螢子
いつになくゆっくりできる休日の朝にがうがう風は啼きをり
12
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浅草大将
旅ゆけど飛騨の山路や散る花の匂ひかなしき春は暮れつつ
17
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庭鳥
ぷつぷつと星座のような虫刺され腕に咲いたる北斗七星
12
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只野ハル
見せかけの幸せ演じ擦り切れて日暮れに消える休日の夢
8
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聴雨
あはがみの真白き肌にひと筆を滑らせ書くは君恋ふる歌
27
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紫苑
破れし翅つくろふ金粉を闇に撒き恋蝶の舞ふ夏の夜の夢
16
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紫苑
身に重る南風を容れてむ双蝶のたはむるままに宵闇へ堕つ
13
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浅草大将
澄みにごるこころのままに紙屋川筆の流れはうつせ身の恋
14
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聴雨
訪ぬれど人影なきや地の果ての匂ひ愛しき花葵たつ
14
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光源氏
夜もすがら月影したふ涙川嵐にむかふ舟を見やりて
14
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