林ユキのお気に入りの歌一覧
ことり
砂色の月の夜なりぶらんこのくさりしずかにうなだれている
11
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ケンイチ
空色が混ざれば僕らは海となる飛沫弾ける岩礁の道
11
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羽
傷ついて膝をかかえる地の果ては虹の生まれる場所かもしれない
18
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でくのぼう
逢ひたくて逢ひたくて訪ねをる燃ゆる山茶花きみを包みて
3
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みづ子
いまだ見ぬ遠くの果てに夢を見て水平線をまたぎゆく船
12
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たんぽぽすずめ。
ギターではサビの所で君浮かび別れの曲が口笛になり
5
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只野ハル
雪化粧すれば来ぬかと待ち侘びて夢路に燈す雪灯籠
3
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やすむ
うたごえは広場をぬけて海に落ち貝にこもって冷たくなった
2
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やすむ
カプセルに入ったあとは夕闇の色した電気に遊ばれたいな
2
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やすむ
白鳥のためいきに会い人知れず光なんてのを探してると知る
2
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ケンイチ
北国の人のメールに添えられて初雪が降る 声が聴きたい
7
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ケンイチ
泣く風に薄日がさせば砂時計とめどなく落つ日曜の午後
5
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羽
枯葉散る十一月に生まれたの誰も殺さぬ射手座のひとよ
13
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下地杏
朝まだき放射冷却の街をゆく思い出なんかで温め合うな
14
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たんぽぽすずめ。
東雲に土鳩の群れが翻り銀を描いた ほどで生きたい
6
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シュンイチ
落としたら誰かが拾ってくれるだろう人のココロも夢も単位も
5
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きりあ
きみの歌書き写す度シャンソンがタタタと流れ暖かな夜
9
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でくのぼう
春淺き椿枝折りてきみに插す忘れ路のとき月あかあかと
14
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久哲
意思のない好きになりきり水底に沈んで青い藻と暮らしたい
4
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久哲
もう誰も泳いでいない深海のいきものでした蛍光灯も
6
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