まるたまるのお気に入りの歌一覧
ケンイチ
トンネルをトンネルを抜け夕間暮れスイッツァランドの山峡をゆく
6
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紫苑
山鳩の鳴きつるかたに昇る日の高さまさりて夏至りけり
17
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芳立
山あひのフォントに遠きヘルヴェティカしのべばけふぞ夏至りぬる
6
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まるえふ
家帰り夜毎夜毎の解毒剤世間的には酒と呼ぶらし
6
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酒井景二朗
嚴肅な「ごきげんよう」が交はされた後にしづまる漆黒の髮
3
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螢子
葉を眠らせ白合歓咲きぬ夕まぐれ過ぎ去りし日々想ふ窓の辺
8
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芳立
乙女らのさかり近しや梅雨晴れの光あつむる白きブラウス
13
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falcon
ひと去りて小雨こぼるる庭隅にひとりしづけく沙羅散りにけり
12
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falcon
五月雨に野辺の笹百合つれづれと色のあはきをながめつるかな
8
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敷島ヤマト
好きだ、ってわかってるって思ってた赤の紫陽花、雨に褪せゆく
4
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ケンイチ
真緑の湖上にひとつ舟あそび夏は無口となり煌めけり
16
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狭霧
変わらざるものとて無きを美しきよひらの色の移ろいに見る
8
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笑能子
だらだらと己の盟約延ばす人間延びの経のご利益は無し
3
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恣翁
閑居して 旧りゆく吾の 戯れ歌に 五千の拍手 ありがたきかな
24
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狭霧
借景の遠山暮るるつゆさめに閉ざせし雪見障子の外に
6
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狭霧
我が時と華やぐ菖蒲ともしげに横目に揺らぐ蓮の幼葉
6
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みやこうまし
白扇をひろげ揺らして酔芙蓉天女の舞を舞うやひとえに
9
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芳立
音もなくたなびく雲に臥す月の君は知らじなたれの思ふと
12
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紫苑
雲の切れ身あらはるるを知りもせで月ぼんやりと踞りけり
18
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沙羅
全身を甘く泡立て溶かしてくそれほどの日々をありがとう、恋
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