さいおんのお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
秋鳴らす 羽音響きし 鼓膜揺れ 筆を滑らし 落ちた静けさ
6
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詠み人知らず
松茸の 香り楽しみ 味しめじ 炊き込みご飯 秋を詰め寄り
9
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茂作
ささがにの絲に絡まるもみぢ葉の まはるを見ては風を知るなり
18
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仙人の弟子
名月をひとり靜かに眺むれば 言葉にならず ただただ眺む
10
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トウジさん
月読の光はひとを惑わすや気も軽かろと翁の言い訳
10
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ガチョウの休日
夏之瀬仁 負氣流悶臥吐 溷工裏仁 琵太琵太当降流 九月之夕立
4
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シダ
野の花の揺るれば色の鮮やぎて目にもさやかに見ゆる秋風
10
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灰色猫
黄金の蝶が羽ばたくあざやかに涼しき秋の風を生みつつ
15
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へし切
秋風に折れぬばかりぞ女郎花 心ひとつを誰になびかむ
15
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ななかまど
彼岸すぎ夏の名残りのため息のような一日が過ぎて夕風
18
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痴光山
見下ろせる広き霊園供花のなき墓増し茫々秋風渡る
8
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滝川昌之
型に落ち窮屈そうな目玉焼きハンバーガーにて月見を名のる
15
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草木藍
高い空 彼岸のころの赤と黒 曼珠沙華にはあげはが似合う
9
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葭堂
夕日浴び 取り残される 入道雲は 夏の名残りか 闇に溶けゆく
4
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KEN
仏とも 夜叉とも映る 曼珠沙華 天の光に 群雲遊び
13
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茂作
住む人の無き家なれど柿の實の 鳥を戀ふがに色づきにけり
17
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横井 信
確実に季節は進むぬかるんだ雨後の畑で間引く大根
17
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へし切
朝咲き夕べを待たじ露草の消ぬべき恋を吾はするかも
15
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茂作
秋やいま われふる里に歸るらむ 山の堅木は色を染めしや
18
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しきしま
もみぢする山やいづこと尋ぬれど色も香もせぬ秋風ぞ吹く
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