詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
ななかまど
アトリエに寄り添うように只見川清の白の里に帰りぬ
8
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滝川昌之
倒れたくなければ漕ぐしかないペダル日々の暮らしは車輪に同じ
31
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もみじ☆彡
冴え冴えと 濁世を照らす望月に 澱む心も濯がれようか
14
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葱りんと
夕と夜の月の大きさ同じとは知っているけど信じたくない
11
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横井 信
雨上がり 涼しい朝に見る空の雲の隙間に光は漏れて
15
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石川順一
バードとは鳥鳴きしきる森の中詩人のバードは詩作思索す
13
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へし切
季節ごとに八千草にほふ武蔵野の秋は紅葉に色付きにけり
23
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リクシアナ
樹皮冴える白樺木立葉も落ちて雨を数える晩秋の候
26
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蔓葵
秋さればいとどおもひも深草に夜な夜なぞおく月のしらつゆ
13
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石川順一
川の中センダングサが生えて居る沿線の土や森の中にも
12
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ななかまど
山峡の里には里の十三夜ひかり尖りて秋深めゆく
12
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リクシアナ
秋陽に今が盛りと咲く菊の霜の朝に蕾惜しまず
22
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KEN
羽もかすれ 土へと還る こおろぎに こすもすの影 みほとけのやう
15
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吉野 鮎
四方に散る流星の雨に身を濡らし眞夜きゆ月の面影を戀ふ
17
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灰色猫
限りなし星の宿りはまほろばの国敗れどもやすらけきかな
20
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秋日好
誰向けにできているのか世の中は誰も誰もが生き難いなら
20
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アガサ
冥途への道に迷うた憐れ蚊は 風にふうわり雨の十三夜
9
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樂々
春秋の花の時にも咲かざりしわが身ふる野の霜の下草
17
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び わ
幸いにわれら夫婦は病気せず皆様がたに感謝あるのみ
7
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舞
添う妻と気づけば遠き時の旅支えあいつつ共に老いつつ
9
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