都詩のお気に入りの歌一覧
秋日好
追いかけていないと自分を見失う射手座性格 御せてないかも
14
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灰色猫
償いで あるかのように 鍬を持ち 泥にまみれて 田を起こしゆく
23
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詠み人知らず
北風に頬を殴られ気が付いた同じ思いでみんな生きてる
12
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詠み人知らず
耳元で甘く優しく溶けてゆくマシュマロみたいなあの人の声
14
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松本直哉
起きがたきゆめのうつつに弁当の菜の段取りうかびては消ゆ
5
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愛
確かめるように水面へ投げた石 揺れる波紋に結末を見た
5
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紹益
また一つ 昭和の名残 消えて行く ブラウン管の 分厚いテレビ
18
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悠々
取り返しつかぬ失政ごまかしてしぐれに濡るる国会議事堂
16
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悠々
触診の女医がおゆびのいと白くわが老醜の腹まさぐりぬ
16
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恣翁
人妻の 官能的な微笑みの背後ゆ 襲ふ妖気覚えぬ
12
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ふきのとう
みず色のワンピースを着る幼子のすました顔は少女となりて
12
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舞
警戒し寝る親猫の首立てて丸める腹に子はすやすやと
10
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へし切
年ごとに減りゆく賀状数へては人との絆想ふ年の瀬
23
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美津村
軒々に干柿吊るす路地の先今朝晴れあがり初雪の山
13
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詠み人知らず
優しさは 厳しさよりも 時として毒になること 彼らは知らない
4
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亜貴
暗闇を走る電車の轟音が二人の沈黙かき消してゆく
6
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つゆくさ
歌うんだ 心が軽くなるように 嬉しいときも 悲しいときも
21
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織羽
今しばし君の姿ぞ留め置かむ翳るばかりの行く末なれば
9
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和竹
ブレーキもかけ慣れればそれもまたあなたとの距離を楽しむ余裕
5
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はやぶさ
冬の朝の商店街を早足で行く人包むパン屋の香り
8
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