詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
桜園
久々の雨のめぐみに樫の木も気持ちよさげに枝えだゆらす
19
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紫苑
かたむけるレモンの酒にシロッコの匂ひグラスのふちを溢るる
16
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紫草
週末に夫が張りきり刈り込んだ山ぶどうの木涼しげに立つ
17
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みやこうまし
認知妻ショートステイで暇を得ど 一人暮らしの侘しさも知る
18
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たんぽぽすずめ。
笹満ちる山の斜面に一輪の百合からそよぐ無垢なる強さ
18
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inosann
戦争を知らざる子達も高齢者となりたる歳月六十五年
15
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五穀米
百貨店夏の盛りに早々と夏物衣料の放出セール
12
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inosann
気に食わぬ事ありしときをふりかえりつまずきし石の小さきに気付く
29
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ふきのとう
はらはらと舞台の幼見つむれば遠き昔の吾子と重なる
16
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只野ハル
また思うリリースミーと言う君にどうしてノーと言えなかったと
5
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みやこうまし
何処へゆく金子みすずの詩心 「今日の私にさよならしましょ」
19
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紫草
込み上げるものは堪えて嚥下せよ鴉が啼いてわれに諭せり
27
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みやこうまし
正論に与し来たらぬ凡庸にはじかれ光るすいれんの花
16
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たんぽぽすずめ。
幾年も夢見て巻いたゼンマイを解くか如く蝉鳴きはじむ
21
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ふきのとう
初めての舞台に立つとう幼子はドレスを前に胸おどらせる
15
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文麿
ぬばたまの夢にしあらば斑鳩の古寺訪ひて君になづまむ
13
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みやこうまし
京の町祇園祭りで賑えど 我は関せず歌詠む御所で
20
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みなま
突然の雨に揺れつつ 雨粒を珠とまろげて蓮は愉しむ
20
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文麿
白き花集めて植ゑし吾が庭に甘く濡れたつ君の面影
20
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春咲
花なれば 濡れて長らふ 人なれば 濡れども離るる さだめ儚し
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